名も無い教員が、淡々とした生活を淡々と記録。
(追記:2016年11月13日)
ときどき世情に対して思うことが生じるので、そのときは適当な放言を記録。
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昨日、元日に浮かんできた設定を簡単に確認した。二部料金制を採用するか否かに関する議論で、関連文献としてはMilliou et al. (2003, CEPR DP 3976) や Cui et al. (2007, Management Science) などがある。通常、二部料金を設定すれば、二重限界性の回避など、垂直取引の関係に何らかの便益が発生するはずだが、現実には、あまり採用されていない(勿論、コンビニエンスストアなどでは積極的に用いられているが、取引全体を眺めると多くはない)。この問題に対する何らかの理由付けをする事を目的としている(設定そのものは、相変わらず貧相なものだが・・・・)。その結果、何とも歯切れの悪い結果が出てきた。二部料金が採用されない可能性はあるのだが、市場にいる全ての垂直関係で採用しない、という感じにはならない。採用する組と採用しない組が混在する(ことがある)。2組の設定でやったので、これを n 組にしないといけない。多分、混在の結果は2組というのが効いていて、3組以上になると全てが二部料金を採用すると思うのだが・・・・戦略効果が弱くなるので、垂直企業間での調整効果(こういうのは流通チャネルコーディネーションとか書くと格好良いのか?)が支配して、二部料金採用になると思う。この作業を簡単に済ませて、そのあとで、文章確認など地味な作業をする。のろまなので、こういう作業はちっとも進まないのだが・・・・。
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