Hotelling

自分の所属している組織では、Zeitschrift fur Nationalokonomie という名を日本語訳した雑誌を発刊している。これに論文を出しなさいというお達しが下っている。

たぶん、書くと思うのだが、題目の通り、Hotelling model のサーベイという、NEGが標準の道具となった今日では、極一部のマニアしか関心を持っていない内容を扱う。どう考えても一部マニアにしか扱われてないはずだが（少なくとも日本国内で、これをまだ使っている人は殆ど居ないので、私の存在は30代にして生きた化石のようなもの）、2004年にJETに論文が出たりとか、細々と生きながらえている感じだ。特に、応用を扱うことが多いMarketing Science や Journal of Industrial Economcsなどでは、まだ出続けている。何処に主戦場を置くかに依存するのだが、分野で定評のある雑誌を目標とするならば、お手軽に参入できるような気がしている。

こんなこと書きながら、これから数本、この設定を使って論文を書く予定でいる…。例えば、Lal and Matutes (1994, Journal of  Busines)で扱われたLoss  leaderの話しを、もう一度考え直す予定。上手い結果が出るかは、全く未知数だが、モデルを使って幾つか調べたいことがある。これは他人を巻き込むと迷惑をかけそうなので（上手い結果が出ない可能性が高い）、自力でやる。他にもJ氏と行う予定の小ネタもある（これは簡単に結果が出た）。

気力

昨日は、ゼミの準備で殆ど終わってしまった。この作業が終わった後に、研究の話しをして、そのまま食事に出て行った。研究の話しをした後には、「日常会話」ができたので、心地良い気分になれた。今日も気力を維持できそうだ。

今日は一日中、何か自分の意志とはあまり関係ない役務をする。今日は、参加するだけの学習会と学部内の研究会と教授会で殆ど全てつぶれる。そして仕上げは6時前からのゼミ。最後の時間は、体力の問題を置いておけば、かなり楽しく過ごせるのだが…。如何せん、終わる時間が9時というのは少し厳しい。力の配分には気をつけたい。

げんなり

今、遠征から帰ってきた。整理する意味で、ここに書き込みをする。

・打ち合わせた研究の方は、上手く行きそうな気がしてきた。複数の計画が少しずつ進んでいる。近いうちに形に出来そうな気がしている。別件でやっている研究を話したが、それもそれなりに評価してもらえたので、何とかなるだろう。R&D論文とこの拡張、加えて、アクセスチャージの論文を少しずつ手を加えて完成させたい。

・打ち合わせ終了後、別のところで食事を取った。気分転換になった。

・帰ってきた。メールを見たら、げんなりする事が起こった。仕方がない。出直しをする必要があるが、これは少し考えて、何か相応しいモデルを探るしかない。

これから授業関連の作業や、その他の仕事をする。

東京

今日は東京に行く。その昔、俺ら東京さ行ぐだという歌があったが、これとは全く状況は違う。山をぐるぐる回る、２時間ちょっとの散歩道はあるが、ここから見える風景は、重工業のプラントなどだ。都市の中心部を見れば、少しは心も晴れるような気がするが、計画性の無い都市開発を見ると気分が萎える。

移動中に査読をしたり、研究に関連する計算をしたり、やるべき事は意外とあると思う。来月討論する論文を一通り読んだのだが、何をどうコメントしたら良いのか、まだ見えていない。結果そのものには意味があると思うのだが…。もう少し考えてみたい。１０日前を目処に討論用の資料を作ってしまうか。

最近は、気合いが入ってきたのか、睡眠時間も適正な時間になっている。

RSAI

ここから再び発表への誘いがあった。6月15日締め切り。昨日計算した内容をノートのような形で纏めれば、発表できる気もするが、旅費を工面できない。米国に行ってみたい気もするが、調子に乗ってお金を使う予定を作ってしまったので、なかなか難しい。もう少し英語を出来るようにして、年間数回は何処かに行けるような努力をしなくてはいけないと思っている。こんな事、昔は全く考えなかったことだ（そもそも鎖国していたし）。

今日は車を取りに行く。昔よりも遠い場所だ。移動に４０分くらいかかってしまう。何故、こんなことになっているのか…。