体裁

7月中にDPにして投稿していた論文が少し前に門前払いされたので、別の雑誌に出すべく序文に若干の修正を加えて、ようやく投稿する段になった。分野が異なると、動機づけなどに若干の工夫が必要になるので、それに関連する修正をした。ちょっとした書式変更でも、若干の労力は必要になるけど、こういう追加の労力を厭わなければ、採択確率が僅かでも上昇するので、黙々とやる。何かやることの費用が下がってくれば、それによって作業効率も高まって作業それ自体からの効用も高まるのだろう。結局は慣れの問題だと思う。

今日は共著者からのファイルに目を通す。今の版だと覚書のような体裁になっているけど、もう１つの話を導入すれば、論文の体裁になると思う。他にもやることあるけど、それは別の共著者からの返答を待って始めればいい。

微細

今日は所内業務を片付けてから、昨日送られてきたファイルに目を通す。これらは今日中に終わらせるとして、終わった後は昨日作った報告書の見直しと送信を行う（これは数十分で終わるか）。

昨日、貿易理論において、独占的競争のような微細企業の集まりとして企業を捉えるのではなく、寡占企業による競争の場として国際貿易を捉えることの重要性を強調した論文を知った(Head and Spencer, 2017)。この中で、NearyのGOLEモデルやParentiによるShimomura Thisse 2012の改良版などが紹介されていた。この分野に入るか分からないけど、今まで書いた論文の中で、この枠組みに捉えなおした方がいいものもあるので、気が向いたときに考えるかもしれない。

悪辣

今日は所内の用事を片付けることに専念していた。だいたい終わったけど、この過程で細かいところに潜む悪辣な制度変更を垣間見た。こういうことがあると、不愉快で睡眠に悪影響を与えるのだろう。この業務の合間を縫って依頼業務を片付けていた。これはだいたい終わって最後に読み返せば終わり。

明日は別の所内案件を片付けて後で、今日の夕方に送られてきたファイルに目を通す。

http://www.nber.org/papers/w23720 この論文は、後で目を通さなくてはいけない。不完全競争の寡占理論が貿易理論の中で復権した（？）という主張をしたい論文みたいだから。

漫画

今日は大したことが出来なかったが、所内の用事を片付けて、共著者の貢献がほとんどの再投稿直前の案件に対応したり、ちょっとしたことはできた。もう少し作業を進めて気楽になりたいけど、なかなかそうなれない。

結局のところ、発注した漫画を読むなど、この土日は気が緩んでしまった。こういうこともあるのだろうが、もう少し気を引き締めて活動したい。大したことが出来ていない、末端作業員なんだから。

明日は色々と慣れない用事が入っている。明後日から再び非日常になってしまうので、体調管理に気を付けなくてはいけない。この夏場は、今のところ事無く過ごせている気分なので、このまま気を抜かずに夏を乗り切りたい。

無学

２日間の学習会が終わった。己のような無学な人間には有益な機会だったのは間違いない。今日は移動をして、それから作業に入る。移動中に業務を片づけて、心を軽くしたい。とにかく、業務は早く片づけて気楽になるのが、楽にふるまうために必要なことだと思う。仕事を溜め込まないことは基本中の基本だと思う。