再販

再販価格維持行為が見直されるらしい。Leegin事件が契機なんだろうけど、合理の原則といっても、この妥当性に相当するものをどのように評価するのか気になる。この検討会にいるのは著名な方々ばかりなので問題ないだろう。この分野は議論が盛んになっていて、色々な反競争効果もわかっている。もちろん、簡素な枠組みを構築すると競争促進効果があることもわかっている。このあたりを議論した上で評価できればいいのだろう。丁度、講義資料は、このあたりをまとめる段階になっているので、いくつかの論文を読んで内容を整理したい。末端の人間にできることは高々知れていて、間違いなく先行研究を紹介するくらいしかできないので、それを粛々と行う。