頭を垂れる

そんな心境になった。昨日、仕分けの音声を聞いた。若手研究支援の話だった。科研費の若手研究からポスドク対策の予算など、全てをひっくるめて議論していたため話があっちこっち飛んでしまい、何が問題なのか事情に詳しくないと理解不能な内容になっていた。その中で一番悲しいのは、質疑に応える「偉い人」が現状のデータをしっかり把握していないことだった。また、ポスドクの予算が大学院生の失業対策呼ばわりされて終わったのは、悲しいことだと思った（しかも、仕分け議論の最後でこんな言葉が出てきたから余計に印象に残る）。テニュアトラックの制度（大雑把に書くと、一定期間(欧米では6年間くらい?)の間に成果があれば任期無し常勤職が得られるけど、無ければ失職という制度）が殆ど機能していない状況で、3年程度給与を支給し、その間に結果を出してもらうというやり方で、これがテニュアトラックの代替として機能していたように思うのだが・・・・。大学院終了直後だと研究者として通用するか判断するのが難しく、その見極めのために設けている制度だと思うのだけど・・・・。

今日も粛々と仕事しよ。

誤り

現在取り組んでいる案件で誤りが見つかった。厚生の計算をしていて、その計算がうまくゆかないので、何かが変であることを予想して、逐一確認したら誤りが発見された。情けないことだが、幸いにして、主要な結果は変わらないので、あまり問題は生じなさそうだ（多分）。今日は、この修正をする。その後で、別の作業（練習問題作りなど）をする。

天候が良くない。気分が滅入る。何とかならないのだろうか・・・。

研究費、削減の方向ですね。研究成果は自前ではなく外部委託するという発想ですね。何もしないで入る運営費を削って競争資金（研究費）を増やすというはずだったんですが・・・。残念ですね。日本の資源配分に関する「伝統」は健在ですね。

英文

英文の校正に出していたが返事があったので、今日は、この内容確認をする。対応が終わればDPにして、何処か関連する雑誌に送る。これが終わったのちに、某雑誌から棄却だけど再投稿を推奨されている論文の最終確認をする（形式上は査読報告もあるので、それに対応したことを書かなくてはいけない）。

上記作業が終わった後に、昨日読んだ論文の結果が何故出てくるのかグダグダと考えて思考を深める。その後で、若干関連するInderst and Shaffer (2007, EJ)を読む。他にも作業はあるが、それは思い出した時にやる。

匍匐

昨日は匍匐前進のように少しだけ作業が進んだ感じだ。講義資料作りをはじめとして、少しだけ前に進んだ。今日も同様に細かい作業を地味に積み重ねる。まずは、講義資料を作ってしまい、それから昨日から始めた入力作業（垂直分離と生産技術の関係を扱った論文に川上企業の価格差別の問題まで組み込んだ話）に手を加える。午後、１時間ほど西に滞在する必要があるので、バスで移動して、終わったら即座に戻ってくる。実りの少ない移動だが仕方がない。業務だから。

仰天

昨日、夜遅くに世間を賑わせた容疑者が逮捕された。帰宅してすぐにその報道を風呂備え付けの小型テレビで確認した（アパートにはこれしかテレビが無いのに受信料を払っている…）。両親がテレビの取材に応じている様子が映し出されている事に対して更に驚いた。これで、森繁氏死去の報道が枠から追いやられてしまったのは残念だが…。

今日はしばらく止まっている作業をする。その後で来週の講義準備をする。